- 静電高圧発生装置の基本的な特徴と使い方がわかる
- 湿度の影響を抑える独自の構造やメンテナンス方法を理解できる
- 実験や教育現場での活用例や注意点を詳しく知ることができる
静電高圧発生装置(バンデグラフ型)とは何か
静電高圧発生装置(バンデグラフ型)は、静電気を利用して高い電圧を発生させる装置です。主に物理実験や教育現場で使われることが多く、電気の性質や静電気の動きを視覚的に理解するために役立ちます。この装置は、特殊なゴムベルトを回転させることで電荷を蓄積し、最大で約20万ボルトもの高電圧を生成します。高圧電源としての用途もあり、高圧放電や電気力線の観察、電場の分布状態の実験、さらには電気集じん器の仕組みを学ぶ際にも活用されます。
この装置の特徴の一つは、湿度の高い環境でも安定して静電気を発生させられる点です。一般的に静電気は湿度が高いと発生しにくくなりますが、この装置は特殊ゴムベルトと乾燥用電球を内蔵しているため、性能低下を抑えています。サイズは約280mm(幅)×195mm(奥行)×600mm(高さ)、重さは4.5kgと比較的コンパクトで持ち運びや設置も簡単です。
教育用としてはもちろん、研究用途にも適しており、電気の基礎を学ぶのに最適な機器の一つです。高圧放電の距離は50〜80mmで、放電用電極は直径60mm、発電用電極は直径200mmとなっています。電源はAC100V(50/60Hz)で、中間スイッチ付きなので操作も簡単です。
湿度に強い特殊ゴムベルトと乾燥用電球の仕組み
静電気の発生は湿度に大きく左右されます。湿度が高いと空気中の水分が電荷を逃がしやすくなるため、静電気は発生しにくくなります。そこで、この装置には湿度の影響を抑えるために特殊なゴムベルトが採用されています。このベルトは通常の素材よりも水分を吸収しにくく、湿度が高い環境でも安定して電荷を蓄積できるのが特徴です。
さらに、装置内部には乾燥用電球(110V 25W)が内蔵されており、これが装置内部の空気を温めることで湿度を下げ、静電気の発生を助けています。これにより、梅雨時や冬の結露が発生しやすい季節でも、性能低下を最小限に抑えることが可能です。
このような工夫により、実験の信頼性が高まり、安定した結果を得やすくなっています。湿度の変動が大きい環境での使用を考えている方にとっては、非常にありがたいポイントです。
- 特殊ゴムベルトで湿気を吸収しにくい
- 乾燥用電球で内部を暖めて湿度を低減
- 湿度による性能低下を防止
これらの機能が組み合わさることで、年間を通じて安定した静電気発生が可能となっています。

湿度が高くても安心して使えるのは嬉しいね
装置の構造と操作方法の詳細
この静電高圧発生装置は、使いやすさにも配慮された設計がなされています。特に注目したいのが、上部ローラーの高さ調整装置です。これにより、ベルトの張力を工具なしで簡単に調整できるため、メンテナンスが非常に楽になります。張力が適切でないと静電気の発生効率が落ちるため、調整機能は重要なポイントです。
装置の基本的な操作は以下の通りです。
- 電源をAC100Vに接続し、中間スイッチでオン・オフを切り替える
- ベルトが回転し始めると、静電気が発生し始める
- 放電用電極に近づけることで放電現象を観察できる
- 必要に応じて上部ローラーでベルトの張力を調整する
また、付属のアースケーブルを正しく接続することが安全に使用する上で非常に重要です。アースが不十分だと感電のリスクが高まるため、必ず説明書に従って接続してください。
サイズ感も扱いやすく、設置場所を選ばずに使える点も魅力です。重さは4.5kgと軽量なので、移動も苦になりません。

工具なしでベルトの調整ができるのは助かるなあ
実験での活用例と応用範囲
この装置は、物理の授業や研究で多様な実験に活用できます。特に静電気の性質を学ぶ際には欠かせない存在です。具体的には以下のような実験が可能です。
- 高圧放電の観察と放電距離の測定
- 電気力線や電場の分布状態の可視化
- 電気集じん器の原理の理解
- 静電誘導や帯電現象の実験
これらの実験を通じて、電気の基本的な性質や動きを視覚的に理解できるため、学生の理解度向上に役立ちます。また、研究用途でも高電圧を必要とする実験に対応できるため、幅広く使われています。
さらに、放電距離は50〜80mmと調整可能なので、実験内容に合わせて細かく設定できるのもポイントです。電極のサイズも発電用が直径200mm、放電用が直径60mmとバランスが良く、安定した放電を実現しています。
安全面の注意点とメンテナンス方法
高電圧を扱う装置なので、安全面には十分な注意が必要です。まず、使用時には必ず付属のアースケーブルを正しく接続してください。これにより感電リスクを大幅に減らせます。また、装置の周囲には金属製の物を置かないようにし、放電時の火花が飛び散らない環境を整えましょう。
メンテナンス面では、ベルトの張力調整が最も重要です。ベルトが緩んでいると静電気の発生効率が下がりますし、逆に強すぎるとベルトの摩耗が早まる可能性があります。上部ローラーの調整装置を使って、適切な張力を保つことが長持ちの秘訣です。
また、乾燥用電球の点検も定期的に行いましょう。電球が切れてしまうと内部の湿度が上がり、性能が低下します。交換は簡単にできるので、異常を感じたら早めに対応してください。
使用後は装置を清潔に保ち、埃や汚れがベルトや電極に付着しないようにしましょう。これにより、長期間安定した性能を維持できます。

安全第一で使うのが一番だね
購入から納品までの流れとサポート体制
この装置は注文後の対応もスムーズです。基本的な流れは以下の通りとなっています。
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| 1 | 注文受付 |
| 2 | 在庫確認(在庫があれば翌日〜翌々日に出荷) |
| 3 | 在庫がない場合は入荷・出荷予定日を連絡 |
| 4 | 商品入荷後、出荷日をメールで通知 |
| 5 | 検品後、発送 |
メーカーは(株)ヤガミで、品質管理も徹底されています。ただし、公立学校への二次販売や配布はメーカーの都合により禁止されているため、購入前に利用目的を確認しておくことが大切です。
購入後のサポートについても、疑問点や不明点があれば販売元に問い合わせることで迅速に対応してもらえます。安心して導入できる体制が整っているのは心強いですね。
よくある質問(FAQ)
Q1: 湿度が高い日でも問題なく使えますか?
A1: はい、特殊ゴムベルトと乾燥用電球の効果で湿度の影響を抑えており、安定した静電気発生が可能です。
Q2: ベルトの交換は必要ですか?
A2: 使用頻度や環境によりますが、摩耗が見られた場合は交換をおすすめします。張力調整で寿命を延ばせます。
Q3: どのくらいの電圧が発生しますか?
A3: 最大約20万ボルトの高電圧を発生させることができます。
Q4: 付属品には何が含まれていますか?
A4: アースケーブルとスパナが付属しています。
Q5: 公立学校での使用は可能ですか?
A5: メーカーの都合により、公立学校への二次販売や配布は禁止されていますのでご注意ください。
まとめ:安定した静電気実験に最適な装置
静電高圧発生装置(バンデグラフ型)は、湿度が高い環境でも安定して高電圧を発生できる優れた装置です。特殊ゴムベルトと乾燥用電球の組み合わせにより、季節や環境に左右されずに使えるのが大きな魅力です。操作も簡単で、ベルトの張力調整が工具なしで行えるため、メンテナンスも楽々です。
教育現場や研究室での静電気実験に最適で、多様な実験に対応できるため、電気の基礎理解を深めるのに役立ちます。安全面にも配慮されており、付属のアースケーブルを正しく使うことで安心して使用可能です。
納品までの流れもスムーズで、サポート体制も整っているため、初めての方でも安心して導入できます。静電気実験用の装置を検討しているなら、ぜひ注目してみてください。

これなら安心して長く使えそうだね
| 価格 | ¥107,800 (税込) |
|---|---|
| ストア | 学林舎 |
